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個人事業主やフリーランスをしていると、よく「小規模企業共済に入ると節税できてお得だよ!」って言われませんか?
私も独立して間もないころに、先輩の個人事業主やフリーランスの方に、 「小規模企業共済に入っておいたほうがいいよ!」 と言われていました。
でも心の中では、「小規模企業共済って何?」って思っていましたし、実際に調べてみたらWEBサイトが業務的で分かりにくし、何のための制度で何がお得なのかがさっぱりわからず、放置していました…。
でも、仕事が順調になって収入が増えてくると、節税対策に興味が湧いて。
小規模企業共済の窓口に電話して、加入することにしたのですが、今となっては加入しておいた良かったなっと思うので、これから加入したい方のお役に立てばと思って、紹介したいと思います。
このページで分かること
小規模企業共済って何?
小規模企業共済とは、昭和40年に国が作った共済制度で、個人事業主(共同経営者を含む)・会社役員の人が加入できる退職金制度になります。
廃業や退職時に備えて積み立てる小規模企業共済制度で、掛金が全額所得控除になるので、節税対策としても個人事業主やフリーランスの人に人気があります。
さらに、事業資金の借入れもできたりお得な制度です。
動画で見る!もっと知りたい小規模企業共済
小規模企業共済に加入条件や加入方法
加入条件
小規模企業共済に加入するには条件がありますが、加入資格の説明がかなり細かいので、ここでは細かいことは省いて分かりやすく、基本的にWEB系のお仕事の個人事業主やフリーランスの人は加入できます。
加入方法
加入方法するには、まずはじめに小規模企業共済サイトから資料請求の申し込みをして、契約書(申込書)を取り寄せます。
契約申込書・預金口座振替申出書に必要事項を記載して、必要書類と一緒に
中小機構が業務委託契約を結んでいる団体または金融機関の窓口で加入手続きをします。記入例はどはホームページに掲載されています。
申し込み後に中小機構から『小規模企業共済手帳』と『小規模企業共済制度加入者のしおり及び約款』が送れてきます。

小規模企業共済のメリット
一番のメリットは、全額掛金が控除になるので、かなり効果的な節税対策ができることです。
月額の掛金は、1,000円から7万円まで自由に設定できます。
掛金を増やしたり減らしたりもできるので、売り上げに応じて支払うことができます。
将来的に廃業したり退職したりすると、退職金として戻ってくるので老後資金の積み立てにもおすすめです。
小規模企業共済のデメリット
条件をクリアできないまま解約してしまうと元本割れするときがあるので、注意が必要です。
個人事業主やフリーランスを長く続けるか決まっていない人は、加入する前に途中解約しなけらばならなくなった時の受取金額の確認などをしておくとのがおすすめです。