文美国保で健康保険代を安く済ませる方法!入会方法とメリット

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平野
2007年に個人事業主として独立。Web・動画・DTP制作とグロースハッカーをしながら、フリーランスとして活動しています。Growth Hacker Awards2019大賞受賞。

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会社を退職して国民健康保険(国保)に加入したら、予想以上の保険料の高さにビックリしませんでしたか??

国民健康保険(国保) の場合は、過去3か月の収入で判断されること、さらに収入に応じて保険料が異なるため、高収入なひとほど保険料が高くなります。

逆に年収が100~200万円以下であれば、月額5,000円~10,000円くらいで済むのでお得ですが、年収600万円を超えたあたりから月額4万円くらいになり、年収1,000万円を超えると最高額の月額8万円くらいになります。
(保険料は毎年変わるため、おおよその目安で記載しています。)

会社に勤めていた時は、保険料を会社が半分負担してくれていたので、保険代が高いと感じたことはないと思いますが、国民健康保険に加入すると全額自分負担になるため、結構大きな出費になります。

そこでここでは、個人事業主やフリーランスのデザイナーが加入できる健康保険をご紹介したいと思います。

今から紹介する健康保険の特長は、収入は関係なく一律の保険料であることです。
そのため、収入が多い人ほど加入すると国民健康保険(国保)よりもかなり保険料が安くなるのでお得です。

保険料が安くなりますが、きちんとした健康保険組合なので安心してください。
3割負担ですし、健康診断などもついていますし、出産一時金や高額療養費制度も対応していますし、家族を加入することもできます。

健康保険に加入していない場合、病院での医療費が全額負担になってしまうため、必ず加入しましょう。

生まれてからずっと何気なく健康保険に加入しているので、医療費の支払いが3割負担で済んでいる有難さに気がつく機会はすくないですが、病院で1万円分の治療を受けた際に、約3300円の支払いだけで済むとても素晴らしい国のシステムです!

万が一、保険未加入の時に病院にかかってしまった場合は全額負担になりますが、あとから国民健康保険に加入して保険証を持参すれば差分を返金してもらえます!

健康保険代を安くするなら文美国保がおすすめ

個人事業主やフリーランスのデザイナーが加入できる健康保険の一つに文美国保(文芸美術国民健康保険)というものがあります。

文芸美術国民健康保険組合という組合が運営している健康保険なのですが、「文芸、美術及び著作活動に従事し、かつ、 組合加盟の各団体の会員である者とその家族。」が加入することができます。

法人の人は加入できないです。

私も加入していますが、国民健康保険(国保)と何も変わらないです。
ただ、保険料が収入に関係なく一律なので、 国民健康保険(国保) よりもかなり安い保険料で済んでいるので、とてもありがたいです。

文美国保の保険料

保険料は組合員の収入が多い少ないにかかわらず均等です。
毎年保険料が変わります。厳密には少しずつ値上げされています…。

私が加入した10年以上前はかなり安かったのですが、現在は下記のとおりです。
例えば、39歳までの方なら男女問わず年収がいくらあっても1人月額19,600円のみです。
40歳からは介護保険料が追加になるので、23,600円(月額19,600円+ 介護保険料4,000円 )になります。

家族も加入する場合は、39歳までなら一人につき10,300円です。
40歳を過ぎている場合は、一人につき14,300円(月額10,300円+ 介護保険料4,000円 )です。

組合員19,600円 / 1人月額
 (医療分 16,000円 後期高齢者支援金分 3,600円)
家族 10,300円 / 1人月額
 (医療分 6,700円 後期高齢者支援金分 3,600円)
介護保険料4,000円 / 1人月額
 (満40歳から64歳までの被保険者)

2019年9月10日現在

文美国保のホームページに文芸美術国民健康保険組合に加入した場合と、国民健康保険に加入した場合の保険料の比較ができるシミュレーターがあるので、ぜひ比較してみてください、

文美国保のメリット

どんなに収入があっても月額保険料19,600円

最大のメリットは保険料が安いことです。
年収が400万円以上くらいから、国民健康保険(国保)よりも安いと思います。
たとえ年収が1000万円を超えても、一律で1人月額19,600円で済むので、かなりお得です。

医療機関の窓口での支払いは3割負担

当たり前ですが、国民健康保険(国保)と同じで、文美国保の医療機関の窓口で保険証をだせば3割負担で済みます。

保険料が安いからといって、特にデメリットはないです。

健康診断や人間ドックも利用できる

文美国保には健康診断や人間ドックも用意されていて、条件に当てはまれば無料で受診できたり、補助金が出ます。

私は毎年健康診断を無料で受診しています。

指定されている近畿健康管理センターという病院みたいなところに行っているのうですが、健康診断専門の施設になっているので、ものすごい速さで健康診断がスムーズに終わります。

しかも、採血とか胃カメラとかめちゃくちゃ上手なスペシャリストが揃っているので、不快になるときがほとんどないです。
他の病院で健康診断受けると手際の悪さにビックリします。

出産育児一時金や高額療養費制度にも対応

国民健康保険(国保)と同じで、出産育児一時金や高額療養費制度も利用できますので、安心してください。

私は文美国保に加入中に3回ほど入院したことがあります。

1,2回目は緊急入院だったので、退院の時に入院代40万円くらいをすべて支払って、あとから高額療養費を請求して差分が戻ってきました。

3回目は計画入院だったので、事前に「限度額適用認定証」を申請しました。そのおかげで、退院時の支払いは限度額のみで済むことができました。

文美国保の加入方法(入り方)

文芸美術国民健康保険組合に加入するには「文芸、美術及び著作活動に従事し、かつ、 組合加盟の各団体の会員である者とその家族。」という条件があります。

まず、「文芸、美術及び著作活動に従事」とはデザイン系の仕事やクリエイティブな仕事についているということになります。
WEBデザイナーやイラストレーターなども対象です。

次に、「組合加盟の各団体の会員である者とその家族。」とありますが、組合加盟の各団体の会員に加入する必要があります。

ちょっと分かりづらいのですが、加盟団体というのがあって、その団体に所属している人でないと、文美国保には加入することができない仕組みになっています。

例えば、私の場合は「JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)」の会員になっています。

JAGDAの福利厚生の一部として、文芸美術国民健康保険があるのです。

JAGDAは、入会金:30,000円/年会費36,000円かかってしまいます。
毎年JAGDAの年会費36,000円を払らわないといけないのですが、年会費払っても文芸美術国民健康保険は保険料が一律で安いから国民健康保険よりお得ですよ。

流れとしては、先にJAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)」に加入。

JAGDAの会員になったら、JAGDAに文芸美術国民健康保険の申込書をもらって、文芸美術国民健康保険に申し込む流れです。

文美国保加盟団体は、こちらのページで紹介されています。

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2019年9月10日